ギロスの害悪工房

ポケモンオタクの自称害悪厨が構築記事や単体考察記事を中心に書いていきます

【SM-S6構築】汎用マンダポリッキュ【最高最終2019】

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ポケモンSM シーズン6シングルレート使用構築

・最高最終レート:2019(167戦104勝63敗)

・仲間大会「ブルル杯」3位(7勝3敗)/44人参加(56人エントリー)

TN:ギロス

 

構築紹介

個別解説

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メガボーマンダ@メガ石

特性:威嚇→スカイスキン
臆病H148-B4-C124-D12-S220
実数値:189-×-151-156-112-184

ハイボ 放射 身代 羽休め

H:4(2n+1)+1(身代HP47奇数、氷技意識)
B:特化メガクチA↓1じゃれ確2
身代〜A252レランドA↓1岩封ほぼ耐え
C:ハイボ→無振ガブ高乱2(98.4%)
D:メガ前B<D
C252レボルトめざ氷ほぼ耐え
メガ前S:最速95族+1(スカーフテテフ判定)
メガ後S:最速115族+1
 
唯一のメガでありメインアタッカー。7世代で数を減らした特殊型は相手の意表を付けることが多く、ハイボの身代わり貫通や放射火傷がとても便利でした。やや火力不足ですが、どこも削れませんでした。
初手に選出することが多く、威嚇+メガで陽気ガブランドの岩封を身代わりが耐えるというこの調整は非常に強かったです。身代わりを見て裏から出てきた鋼を焼いてイージーウィンすることもありました。
この構築で一番重いメガクチートはこいつで削っていました。

 

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②ポリゴン2@奇石

特性:アナライズ
図太H244-B236-C12-D4-S12
実数値:191-×-154-127-116-82

冷B 放電 イカサマ 再生

B、D:偶数
S:麻痺最速ミミッキュ抜き
 
汎用性が高い数値受け枠。努力値の微調整は諸説。この子が貰う・与える技の追加効果に試合が左右されることが多々ありました。
ほぼ全てのマンダに後出しから勝つことができ、HDマンダも2舞するとイカサマが半分以上入るので起点になりません。悠長に剣舞してくるドリュ・ツルギ・リザXには感謝していました。
ミミッキュに対しては放電→イカサマが安定しますが、耐久振りに返り討ちにされることも何度かありました。
イカサマという技は奥が深く、上手く使えばもっと活躍できそうです。

 

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ミミッキュ@妖Z

特性:化けの皮
意地H212-A236-B44-D4-S12
実数値:157-154-106-×-126-118

じゃれ 影打 剣舞 呪い

A↑2:じゃれ+妖Z→HB特化ポリ2確定
B:A252メガギャラA↑1滝登り確2
A↑2アナライズイカサマ低乱1(12.5%)
D:C252コケコEF眼鏡10万ほぼ耐え
S:最速55族・準速65族+1、同族意識
 
初めはABを使っていましたが、火力が欲しい場面が多かったのでHAベースにしてみました。ABなら勝てた試合もありましたが、汎用性はこちらの方が高かったと思います。努力値は諸説。呪いは害悪潰し・起点回避に便利でしたが、シャドクロと一長一短だと思います。無効タイプが3つあるので、割と受け出しができました。
ミミッキュZが楽しみです。

 

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カプ・レヒレ@残飯

特性:ミストメイカ
図太H252-B36-C148-D4-S68
実数値:177-×-154-134-151-114

ムンフォ 波乗 怒り 挑発

B:11n
C:ムンフォ→テンプレHDマンダ高乱2(90.2%)
S:準速61族+1、無振テテフ-1
 
他の5匹が重めなドラン、リザX、サザンに強く、陰キャサイクルもそこそこ崩せるので便利でした。わざわざ釣り出しをしなくても裏のポケモンのHPを半分に削れる自然の怒り、再生技などを止められる挑発が強く、使っていてとても安心感があるママポケモンでした。守護神のフィールドは強い(今更)
最後に採用した諸説枠で、偶然似た構築を使っていたゴーリ久美子ちゃんはこの枠がグライオンでした。(今季は相棒のグライオン不採用)

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ナットレイ@フィラ(半回復実)

特性:鉄の棘
生意気H252-B68-D188
実数値:181-114-160-×-176-22

ジャイロ 種ガン 宿木 剣舞

B:特化ミミキA↑2ドクロZほぼ耐え
D:11n
 
努力値配分は通称「prksナット」。広範囲の相手を詰ませることができ、主にテテフ、電気、水などの特殊を受けていました。HDに割くことで特化テテフのPFサイキネ+めざ炎・気合玉を耐えて自動回復します。耐久ポリZやイーブイバトンもこいつで対応していました。初めは残飯守る型でしたが、剣舞が起点回避として強いことに気付き、身代わり読みで積んだりして削り役としても活躍してくれました。フィラの発動機会も結構多く、コケコテテフに何度か後出しできるのが強かったです。剣舞羽休めハッサムにタイマン勝ちした時は感動しました。実は無振りドランの噴煙も低乱1。

 

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ウツロイド@スカーフ

特性:ビーストブースト
臆病H4-C252-S252
実数値:185-×-67-179-151-170

ヘドウェ ジェム サイキネ ステロ

 
役割対象が独特なので選出率は低かったものの、出した時は終盤の全抜きに繋げやすかったです。毒技/ジェム/ステロまで確定で、今回採用したサイキネはロップ、ゲンガー等への最大打点として便利でしたが、毒々やクリアスモッグなどもありだと思いました。よく急所に当ててくれるいい子でした。

 

重い相手

メガクチートギルガルド、サンダー、ヒートム、イーブイバトン

サイクル戦において鋼や電気に崩されるのが負けパターンで、択に勝って上手く立ち回わらないと厳しかったです。電気無効がいないため蜻蛉ルチェンが特に厳しかったです。

 

選出パターン

・マンダ@2 ~基本はこれで戦っていました。強かったです。

・ナット+ウツロ@1 ~対カバリザテテフ。ウツロのステロが決まれば勝てます。

〈絶対選出〉

クチート、ガルド、ナット、ハッサム →マンダ
バンギ、ゴーリ、ナンス →ミミキ
ポリZ、イーブイ →ナット&ミミキ
ジュモク、コケコ、ミトム、スイクン、レヒレ →ナット
ドラン、サザン →ヒレ
ヒートム、サンダー →ウツロ

 

選出率

 マンダ>ポリ2=ナット>ミミキ>レヒレ>ウツロ

 

総評

S4にて2位~5位が構築に採用していたメガマンダ、ポリ2、ミミッキュの3体をベースに『汎用性が高い構築』を目指して今季の構築を組みました。結果「対面+受けサイクル」を基礎とした安定感のある構築を作ることができたので良かったです。今思うと中火力ポケモンばかりですね。

対戦数もそれほど多くないので、今季の構築をさらに練り上げて次の構築につなげていきたいと思います。

マンダポリッキュ+鋼+補完2(要対策:炎、電気、陰キャイーブイ、ポリZ)

 

感想

2000を初達成したS3以来1900にすら乗せられなかったので、今回二度目の2000を達成でき、さらに最高レートも更新できたためとても満足しています。時間の制限はありますが、次作でも2100を目指して頑張りたいと思います!

また、今季序盤にはスぺレ(上位禁止シングル)で猫の手胞子パを使って害悪やってました。最高16後半止まりでしたが、こちらもやはり楽しかったです笑

 

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これを撮影後、勝利したのが最終レートです。

 

Special Thanks

Daiさん(過去作教え技タツベイ、ポリゴン)

Toastさん(構築相談)

フォロワーの皆様、対戦してくださった皆様

 

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