ギロスの害悪工房

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【USM-S9構築】汎用マンダポリッキュⅡ【最高最終2031】

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ポケモンUSM シーズン9シングルレート使用構築

最高最終レート:2031(228戦136勝92敗)

TN:ギロスGX

 

構築紹介

個別解説

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メガボーマンダ@メガ石
特性:威嚇→スカイスキン
陽気H212-A20-B4-D52-S220
実数値:197-168-151-×-117-184
捨て身 毒々 身代 羽休め
 
A:捨て身→B4テテフ高乱1(87.5%)
D:C252リザYめざ氷確2
S:最速115族+1(メガ前スカーフテテフ判定)
 
HSベースの毒羽マンダです。ワンウェポンで竜舞も無いので、最低限の瞬間火力が出せる捨て身を選択しました。反動は痛いですが、耐久に薄いテテフ、メガゲン、ミミッキュあたりを考えるとこれで良かったと思います。ポリ2クレセは勿論、今期増加していたビルドランドや鈍いカビゴンにも刺さったので強かったです。
初期は普通の竜舞マンダも使っていました。

 

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マンムー@スカーフ
特性:厚い脂肪
陽気A252-B4-S252
実数値:185-182-101-×-80-145
地震 氷柱針 馬鹿力 岩雪崩
 
マンムーオスの方が牙が大きく、メスの牙はやや小さいということはご存知でしょうか?
性別をメスにして見た目の攻撃性を低く見せることで、少しでもスカーフをバレにくくしました。技構成はメガバンギ等に撃てる馬鹿力まで確定で、ラストはリザYガモスの処理ルートを増やせる岩雪崩にしましたが、叩き落とす、地割れなどもアリだと思いました。耐性の関係上ジュモクやポリZに有利なのが優秀です。オニゴーリに対してミミッキュ呪い→マンムー引きという動きも強く、特におみくじ構築にはぶっ刺さりました。

 

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③ポリゴン2@奇石
特性:アナライズ
図太H244-B236-C12-D4-S12
実数値:191-×-154-127-116-82
冷B 放電 イカサマ 再生
 
S:麻痺した最速ミミキ&準速110族抜き
 
マンダ、グロス、ゲッコ他あらゆるポケモンを受ける数値受け枠。役割集中で過労死しがちですが、それでもかなり活躍してくれました。いくら運負けしようとも構築から外せませんでした。

 

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ミミッキュ@ミミZ
特性:化けの皮
意地H164-A156-B172-D4-S12
実数値:151-143-122-×-126-118
じゃれ 影打 剣舞 呪い
 
B:特化バシャフレドラほぼ耐え
 
NNも努力値も気に入っているHAB型の愛用個体です。
意外と選出率低めでしたが、特にゴーリを見ると必ず選出していました。

 

f:id:gilosy:20180716204047g:plain< ファサーーーッ!(迫真)

モロバレル@ゴツメ
特性:再生力
呑気H252-B252-D4(個体値:V-0-V-U-V-0)
実数値:221-×-134-105-101-31
ギガドレ クリスモ めざ炎 胞子
 
低火力を補えるダメージソースであるゴツゴツメットはほぼ読まれず、非常に強かったです。当初は図太いイカサマ個体でしたが、途中からナットツルギ意識の最遅めざ炎個体を厳選し採用しました。役割対象はミミキ、ガル、ロップ、ギャラ、ラグ、レヒレ、コケコ、ガッサ、ナット、ツルギなどで、特にガルミミガッサ軸には刺さりやすかったです。雑にクッションとして使うことも多く、接触技に投げるだけでも仕事ができました。初手の呪いミミッキュはこいつとメガ前マンダでサイクルしながら処理することが多かったです。
この枠に関してはモジャンボもワンチャンあると思います。

 

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ヒードラン@残飯
特性:貰い火
穏やかHDベース
マグスト 大地 毒々 守る
 
処理が難しいリザやガモスに加え、マンダが苦手なカグヤをはじめとした鋼枠に強い鋼枠です。
テテフ入りは勿論、受けループ・受けサイクルを崩壊させるのにも重宝しました。
マグストを当てるだけでイージーウィンできる場面が非常に多く、命中75%の催眠術のような感覚で撃ちまくっていました。それとこの子はなぜかいつも麻痺していました。
努力値はかなり悩みましたが未だに正解が出ていません…Sと耐久の兼ね合いが難しいです。
初期は控えめフルアタ型(チョッキ、Zなど)を採用していましたが、こちらもそれなりに強かったです。

 

選出率

ポリ2>ドラン>マンダ=バレル>マンムー>ミミキ

 

総評

この構築は当初ヒレから組み始めたためマンマンレヒレの並びであり、その並びでサンヨウカップ(3人組大会、アレスさん&ジュピターさんと参加)に出場しました。結果は個人4-1であり感触は悪くなかったものの、レートでポリゴン2やオニゴーリが厳しかったため終盤勝ち切れないと判断して思い切ってレヒレを解雇し、高火力紙耐久系・害悪系などに強いストッパー性能を評価してミミッキュに変更しました。それを期に全体的に状態異常軸に変更して、最終的に対面+状態異常サイクルという強い構築に仕上がったため満足しています。並びの見た目も非常に美しい!

【重い相手】

グロス…ポリ2が役割集中で突破されがちですが、運さえ良ければ逆に3タテできます。毒を混ぜられるとほぼ負けます。
ガルクレセゴーリ…ゴーリ単体だと対処できることが多いものの、裏のクレセで復活させられたりするとかなり厳しかったです。
ステロ+めざ氷バシャ…バシャに複数回後出しできるのがマンダだけなので厳しいです。
イーブイバトン…ほぼ切っていました。

惜しくも流行のグロス軸に安定しないのがこの構築の難点ですが、それ以外には大体勝てました。

 

感想

S3、S6と2000を達成しており、今回また半年ぶりに2000に乗ることができました。ついでに最高レートも更新したので嬉しい限りですが、USMで後にも先にもないであろうインフレシーズンであったため、あわよくば2100に乗ろうと思っていたので悔しさもあります。しかしシーズン終了1週間前には1708まで落としていたため、それにしては頑張った方だと自負しています。

シーズン序盤はマンマンレヒレ、中終盤はグライゲンガー、最終盤はこの構築という感じで潜っていました。

2019年末にはSwitch版完全新作が発売されるらしいので、それまでには2100に到達してみたいものですね。これからも目標に向け、前向きに頑張ります!

 

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Special thanks

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