【SV 竜王戦2024】トリルガチグマライド
ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
インターネット大会 「ポケモン竜王戦2024 挑戦者決定戦」2024/1/19〜1/22
45戦29勝16敗 最高レート:1713.032 最終レート:1681.949 最終153位(参加6,342人)
TN:ギロス
構築紹介
個別解説
①ミミッキュ@命の珠
特性:化けの皮 テラス:フェアリー
性格:意地H228-A252-B28
実数値:159-156-104-*-125-116
影打ち じゃれつく 呪い トリックルーム
今回のようなドラゴン必須ルールにおいて最強だと思ったので採用。トリル要員だが、最遅にするメリットが思い浮かばなかったので意地HAベース。実戦では共有パのADチョッキマンムーやミミッキュを上から殴れるのが強かったが諸説。持ち物は自傷できて無難に強い命の珠にしたが、アイへや氷柱落とし等で怯まない隠密マントも良いと思う(命の珠で拾った試合は多かったが、怯みで負けた試合も複数回あった)。
技構成はSDでは道連れを使っていたが、さほど強くなかったので無難なじゃれつくに変更した。しかし命中不安技なので当たらないことが多く期待値以下だったが、逆に言えば使う機会は多かった。初手トリルが基本だが、普通に対面性能も高いので交代して取っておくことも多々。トリルを読まれてレランド、カミ、ブジン、コラミラに初手挑発されることも多かった。たまにじゃれつく連打してるだけで相手を半壊できた。共有マンムーをワンパンできるウッドハンマーも楽しいかもしれない。
トリル要員としてはメレシー@メンタルハーブも有力候補(色違い4匹捕まえたレベル)だったが、ガチグマとの弱点被りや火力不足を考慮して諦めた。
②ガチグマ(原種)@火炎玉
特性:根性 テラス:地面
性格:勇敢H252-A252-D4 S0最遅
実数値:237-211-125-*-101-49
空元気 地震 冷凍パンチ 投げつける
サイクル択・テラス択を拒否しやすいパワーアタッカーで今回はトリルエース採用。相手の最遅アカツキガチグマ意識で勇敢最遅。ミラーで役立つ場面もあったが、冷や水ドヒドイデより遅くて負けたこともあった。根性空元気または地面テラス地震でB4コライドン確1。HBヘイラッシャやカバルドンも空元気で確2。
地面テラスはコラミラや環境ポケモンに弱点を突かれにくく、空元気読みの霊鋼テラスにも刺さり相手にも読まれにくいと思った。またミライドンはエレキフィールドの恩恵(電気技×1.3)を受けられる接地テラスが多いので一貫するとも予想していた。弱点は突かれにくかったものの等倍でも飛ばされることが多く、後になって考えると地面テラスではなく炎半減の水テラスか素直にノーマルが正解だったと思う。カミコライに強くなる炎テラスは下手すると火炎玉が発動しないので諸説。
技構成は3Wまで確定で、冷パンで霊獣ランドロスを何度も破壊した。最後は襷パオジアンやミミッキュに刺さりそうな火炎玉投げつけるを採用してみた(3回刺さったが、勝敗にはあまり影響しなかった)。けたぐり、ビルド、挑発、身代わり等も有力候補だが、それらで勝ちを拾える状況は少ない気がする。メインウェポン両方とも無効があり、襷、超耐久、身代わり守る猫騙し等でトリルターンを稼がれがちだった。2体以上倒せるとほぼ勝てるが、1体以下だとほぼ負ける印象。アカツキガチグマではコラミラ等がワンパンできず火力不足に感じたので原種ガチグマにしたが、火炎玉発動に1ターンかかるので諸説。そのため死に出しではなく後出しをよくしていて、相手依存になる場合も割とあった。
③ミライドン@拘りスカーフ
特性:ハドロンエンジン テラス:フェアリー
性格:臆病C252-D4-S252 個体値6V固定
実数値:175-94-120-187-136-205
イナズマドライブ 流星群 オーバーヒート マジカルシャイン
主軸2体が物理なのでなんとなくミライドン採用。同速意識で拘りスカーフ。相手がラスト1体の時は強かったが、上位相手でのサイクル戦になると超弱かったので諸説。テツノワダチ意識でオバヒを採用したが、使う場面が無かったので竜波の方が良いと思う。多分チョッキの方が使いやすい。
ガチグマはテラス使わないことも多かったので、せっかくテラス切るならコライドンでも良かった気がする。テラス切らないならミライドンの方が強いかもしれない。
基本後発だが、再戦っぽい時だけ先鋒で出した(3回程度)。
重い相手
・アカツキガチグマ けたぐりかノーマルテラス欲しい
・ディンルー 根性空元気をオボン込み2回耐えチート耐久
・テツノドクガ 5割運ゲーお祈り
・キラフロル 草も地面もフェアリーもいるので運ゲー
・グライオン 完全に切っていたし当たらなかった
・挑発ビルドレ系コライドン ミライドンで無理やり削るしかない
総評・感想
今回の竜王戦ルールはコライドンかミライドン必須の3350シングルであり、選出時の仕様上匿名TNが圧倒的有利かつ運ゲー多発で、歴代屈指のクソルールだった。あらゆる場面でS135族の同速ゲーになってしまうので、それを多少避けるためにトリル軸を握ることにした。ミライドンは同速ゲーになりにくいスカーフにしてスイッチトリル運用とした。
実際の環境ではコライドンは基本炎(たまにフェアリー)、ミライドンは基本フェアリー(たまに炎鋼電)という感じだった。そもそも環境がテラス含めて地面フェアリーだらけだったので拘りミライドンは動かしにくく、構築に命中不安技も多いので安定しなかった。匿名TNが共有パ(マンムーカミコライ)を使用しており、炎テラスHB特化オボンビルドレ二トチャドラクロが多かった。
運負けが異常に多かったもののいくつかプレミもあり、構築の完成度も微妙だったので妥当な結果だったように思う。クソルールゆえ人口過疎で普段よりボーダーが低かったのもあるが、いずれにせよインターネット大会でぶっつけ本番1ROM固有TNで1800以上は本当に難しいと感じる。相談相手くらいはいた方がいいかもしれない。
戦績詳細
day1
色ガチグマミラーで最遅が活きた #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/NkOOkI5qmj
— ギロス (@GLSGX) 2024年1月20日
構築コンセプト #ポケモンSV #NintendoSwitch pic.twitter.com/5q4kgaMbme
— ギロス (@GLSGX) 2024年1月20日