【剣盾-S10~11構築】対面パッチグドラ双竜
ポケットモンスター ソード・シールド
ランクマッチ シングル S10~S11(シリーズ6)
TN:†ギロス†
構築紹介
個別解説
①パッチラゴン@チョッキ
特性:はりきり
意地AS
使用率1位の高火力最強アタッカー。地道に手動厳選した自慢の菱形色違い個体を所持していたため、使わない理由がなかった。
初心者は最速スカーフで採用すると思うが、自分の場合はダイマ前提での採用だったので意地チョッキで採用した。チョッキを持つことでロトム他電気に後投げしやすかったり、ダイマ時にリザードンやフェアリー勢などとの殴り合いで優位に立てる。
このポケモンは全人類が対策していて地面や鬼火持ちを誘うので、後発で暴れた方が強いと感じた。
②ウーラオス@襷
特性:不可視の拳
陽気AS
水流連打 インファ 雷パン アクジェ
パッチラゴンと並び環境トップだった準伝説ポケモン。耐久が下がるインファと先制技を持つことから襷で採用。襷の発動機会は非常に多く、ダイジェッター相手にも最低限の仕事ができるので安定して強かった。上位環境だと水や地面に強い高耐久草が大流行していたため、選出率が下がってしまった。
③ハガネール@弱点保険
特性:頑丈
勇敢HA
環境メタでの採用。パッチラゴンに圧倒的に強いはもちろんだが、頑丈弱点保険での殴り返しが強い点、全抜きエースを通す上で頑丈ステロができる点が非常に優秀だった。ハガネールの技使用率データを見るとボディプレス型が多数であり岩技採用は意外と少ないため、キョダイゴクエンで倒しに来るリザを相撃ちにもっていくこともあった。意外と処理が面倒なポケモンであり、ロトム等から鬼火を貰うことも多かった。
④キングドラ@珠
特性:すいすい
控えめCS
波乗 流星群 暴風 雨乞
非常に優秀な裏エース枠。表のダイマ枠であるパッチラゴンも同じくドラゴンタイプのダイジェッターだが、パッチが苦手な地面にはグドラが強く、グドラが苦手な水やハピナスにはパッチが強いということで非常に相性がいい。元々は別のポケモンを採用していたが、対戦相手のグドラが自分の構築に刺さっていることに気付いて「グドラ実は強いのでは?」と思い急遽育成した。3ウェポンは固定だが、ラストの補助技枠には使用率が高い欠伸ではなく雨乞いを採用し、ダイマなしでも素早さと火力を上げられるようにした。珠との相性も良く、とても活躍してくれたので満足した。
⑤ナットレイ@残飯
特性:鉄の棘
慎重HBDベース
種ガン 叩き 宿木 守る
キングドラと相性が良く、草水地に強いポケモンとして採用。叩き落とすを採用することでボディプレスが無いナットレイ等草ポケに有利に立ち回ることができたり、ギルガルドを削ったりすることができる。ジャイロボールを採用していないため慎重5Vで育成した。これにより、遅いブリムオンの上を取れたおかげで勝った試合もあった。またハガネールやピクシーがBに厚いこともあり、ナットレイはDに厚く振ることで水や氷を受けやすくした。
⑥ピクシー@アッキ
特性:天然
図太HBベース
ムンフォ 放射 瞑想 月光
炎技持ちで無難に強く、半端な構築ならピクシー単体で詰ませてボコボコにできることも多かった。ハピナス相手には時間がかかるが一応勝てる。
苦手相手
他に使っていたポケモン
・ウインディ@鉢巻
フレドラ インファ じゃれ 神速
威嚇を巻きつつ火力を押し付けるのが強い。悠長行動や交代先にも刺さりやすく、初手で出しやすかった。パッチラゴンを使うにあたって地面・竜の一貫が厳しかったので解雇。
・ポリゴンZ@スカーフ
騒ぐ 破壊光線 悪波 悪巧み
高火力スカーフ枠。そこそこ強かったが、鋼やハピナスがどうしようもないので解雇。
総評・感想
今回は、使用率上位禁止ルールのランクマッチに挑み、構築を試行錯誤していました。多忙ゆえに対戦回数が稼げず、S10にて34戦27勝7敗(最終2804位)という結果だけでしたが、個人的には非常に楽しかったです。(S11は2戦2勝のみ。)
どのルールにしろポケモンのゲームバランスは酷い有様なので、普段見かけないマイナーポケモンを使ったり使われたりするだけでも楽しかったです。今回の構築はドラゴンのパワーで押し切る対面構築であり非常に強かったですが、高速ポケモンやスカーフ枠がいないため安定性に欠けるような気もしました。具体的には初手の襷ゲンガーとか困りがちでした。
剣盾ランクマには飽きたので、しばらくは冠の雪原ストーリー攻略や色違い厳選を頑張りたいと思います。